『機動警察パトレイバー EZY File 1』公開!

昨日、ついに公開初日を迎えた『機動警察パトレイバー EZY File 1』を観てきました !さっそく興奮冷めやらぬうちに、ブログ用の感想記事としてまとめました。ネタバレなしですので、これから観に行く方も安心してお読みください。


【ネタバレなし感想】ついに始動!『機動警察パトレイバー EZY File 1』初日観劇レポート!

1988年のプロジェクト開始から長きにわたり愛され続けてきた「パトレイバー」シリーズ 。その完全新作となる『機動警察パトレイバー EZY』の第1章(File 1)が、2026年5月15日に遂に劇場公開を迎えました !

公開を今か今かと待ちわびていた人たちの熱気で、劇場内は始まる前から期待の大きさがひしひしとうかがえました。

◆ 劇場を埋め尽くした長年のファンたちの熱気

平日の公開初日ということもあり、劇場に足を運んでいたのは、私と同じようにこの日を待ち侘びて会社を休んだであろう長年のファンと思しき年配の方が非常に多かったです。全体的に年齢層は高めでしたが、パンフレットを大事そうに抱える姿や開演前のそわそわした空気感からは、少年少女のような熱い情熱が感じられました。やはりリアルタイムでバビロンプロジェクトの時代を追いかけてきた世代にとって、パトレイバーの復活は特別なものなのだと改めて実感しました。

◆ 「日常」と「王道」の空気感が見事に融合

今作『EZY File 1』では、第1話「トレンドは#第二小隊」、第2話「閑中妄あり」、第3話「ホンモノが一番」の3つのエピソードが上映されました 。
大事件が勃発するシリアスな劇場版のノリというよりは、かつてのテレビシリーズを彷彿とさせるような、コミカルで身近な「日常回」に近いオムニバス形式です。

出渕裕監督が「原点に立ち返り、王道ではなく番外編的なエピソードの連続体としてのパトレイバーを目指した」とコメントされていた通り、まさにファンが観たかった「あの頃の特車二課」の空気感が、AI技術がさらに進んだ2030年代の令和の時代に見事にアップデートされて受け継がれていました 。

◆ 過去作ファン必見!随所に散りばめられた「仕込み」

ネタバレ回避のため詳しくは記せませんが、従来作品のファンなら絶対に嬉しくなる数々の「仕込み」が随所にこれでもかと見られました。

  • 戦闘シーンで、あのレイバーが登場!: 映画版のあの名シーンを彷彿とさせる熱い演出があり、心の中で「おぉっ!」と叫んでしまいました。ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、ぜひ劇場のスクリーンで目撃してほしいです。
  • 映画1作目を連想させるあの要素も……: 往年のファンならピンとくる、劇場版第1作目の「ウイルス」を連想させる不穏なシーンもあり、ニヤリとさせられます。これもこれ以上は書けないのがもどかしい!ぜひその目で確かめてください。

などなど、映画を観終わった後、すぐに自宅で過去のOVAや劇場版、テレビシリーズをもう一度見直したくなるようなシーンが盛りだくさんでした。

◆ 最初期(1988年)世代への粋なファンサービス

さらに、パトレイバー本体のシーンではないのですが、もの凄く心に刺さった隠れた演出(仕込み)がありました。
詳しくは書けないものの、劇中で「プレゼントを大事そうに抱えて待ち合わせをしている」と思われる女性が描かれているカットがあるのです。これがどう見ても、1989年ごろに某鉄道会社のTVCM(あの有名なクリスマスのエクスプレスCM)で見かけた女性の姿そのものでした。

これはすなわち、シリーズの最初期(1988年開始)をリアルタイムで知る世代に向けた、制作陣から粋なサービス精神の表れだと思いました。

◆ 贅沢を言えば……もっと話数が欲しかった!

新世代の特車二課メンバー、特にイングラム1号機パイロットの久我十和(CV.上坂すみれ)や指揮担当の天鳥桔平(CV.戸谷菊之介)たちの掛け合いは非常にテンポが良く、キャラクターの魅力は抜群です 。

ただ、過去のパトレイバー作品では特車二課の新設から丁寧に描かれていたため、メンバーのキャラクター性や特殊な社会情勢などがストーリーを通じてしっかり明かされていきました 。しかし今作『EZY』では、すでに二課が存在している状態からスタートしたため、そのあたりの背景描写がややあっさりに感じられた部分もあります。
これだけ魅力的な新メンバーが集まっているからこそ、過去のテレビシリーズのようにもっともっと多くの話数を割いて、視聴者が彼らの関係性やキャラクターの深みをじっくり把握できるようなエピソードが事前にあれば、さらに感情移入できたかもしれないな、と感じました。これは「もっとこの二課を観ていたい」という、ファンゆえの贅沢な要望ですね。

◆ 総評:File 2への期待が止まらない!

いくつかおねだりは書いたものの、チューンナップされた旧式機「AV-98Plus イングラム」が知恵と勇気で新たな犯罪に立ち向かう姿は文句なしに格好よく、非常に満足度の高い第1章でした 。

続く『File 2』は、今年の8月14日に劇場公開が決定しているとのこと 。今回のFile 1で見られた「仕込み」が今後どう繋がっていくのか、そして新しい第二小隊がどんな活躍を見せてくれるのか、今から夏が待ち遠しくて仕方がありません!

過去作からのファンの方はもちろん、新しくパトレイバーに触れる方も、ぜひ劇場に足を運んでみてください!

『機動警察パトレイバー EZY』 File 2 本予告 60秒